【英語NEWS】ヨーロッパ 電力供給の主流が風力や太陽光などの再生可能エネルギーに

英語

こんにちは。ダチョウです!

『5分で読める、海外ニュース』です。

本記事のポイント

・欧州では、再生可能エネルギーの使用が急拡大。
・2030年までに仮想発電所の構築を実現。

元記事は、CNN “History made: Renewable energy surpassed fossil fuels for European electricity in 2020, January 24, 2021” より

 2020年は、ヨーロッパのエネルギー史における歴史的な転換点となりました。

Europeans got more of their electricity from renewable sources than fossil fuels for the first time last year, according to an annual report from Ember and Agora Energiewende.

CNN January 24, 2021
英訳

EmberとAgora Energiewendeの年次報告書によると、ヨーロッパ諸国は、昨年初めて、化石燃料より多くの電力を再生可能エネルギー源から生み出した。

 2020年、ヨーロッパ諸国で生み出された総電力量に占める再生可能エネルギーと化石燃料の割合は、前者が、38%で、後者が、37%でした。

 ついに、新エネルギーが、旧エネルギーを上回りました。

 ちなみに、この報告書は、EmberとAgora Energiewendeが、EUにおける電力事情を、2015年から実施された追跡調査に基づいて作成されたものです。両団体は、エネルギーに関する統計データを分析しているシンクタンクです。

 38%を占める再生可能エネルギーとは、主に風力と太陽光です。

The shift comes as other sources, such as wind and solar power, have risen in the European Union. Both sources have nearly doubled since 2015.

CNN January 24, 2021
英訳

この変化は、化石燃料以外の発電手段である、風力や太陽光の使用率が、欧州連合において増加したことに起因する。両資源の増加率は、2015年比で、おおよそ2倍だ。

 風力と太陽光の急速な成長は、旧エネルギー(石炭、天然ガス、原子力)の使用率をよりいっそう低下させることでしょう。ヨーロッパ諸国は、2030年までに、石炭由来のエネルギー供給手段をなくそうとしています。

 再生可能エネルギーの使用率が急速に高まった大きな理由は、生産コストが大幅に下がったことによります。

 欧州では、脱炭素革命が起きています。その実現へ向けて、バーチャル・パワー・プラント(VPP:Virtural Power Plant)の構築が進んでいます。VPPとは、仮想発電所です。分散的に設置された発電設備、需要設備、蓄電設備といったエネルギー資源を情報通信技術(ICT)で一括管理する技術のことです。

 発電設備の役割を果たすのが、再生可能エネルギーです。郊外に設置された風力発電や街中の工場や住宅に設置された太陽光発電から日々エネルギーが生産されます。このエネルギーが集積されるところが、街中に設置された蓄電設備です。そして、ICTによって、両者間における需要と供給のバランスをコントロールします。このようにして、電力供給は、最適化されます。

 欧州は、2025年までに仮想発電所の土台を築き、2030年までに住宅の断熱化を促進させる計画を立てています。 

単語まとめ
・renewable:再生可能 
・source:資源
・fossil fuel:化石燃料
・according to:〜によると
・annual:毎年の
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