【英語NEWS】2028年までに中国がアメリカを追い抜く 中国は世界一の経済大国へ

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ダチョウ

中国が、もうすぐ経済大国アメリカを追い抜くで。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が、中国の成長速度に拍車をかけている。

元記事は、BBC “Chinese economy to overtake US ‘by 2028’ due to Covid, 27 December 2020” より

本記事のポイント

中国経済が、アメリカ経済を追い抜く。
コロナウイルスの影響が、中国を飛躍させる。
2030年にかけて、中国経済に注目すべし。

China will overtake the US to become the world’s largest economy by 2028, five years earlier than previously forecast.

27 December 2020
英訳

中国は、2028年までにアメリカを追い抜き、世界最大の経済国になる。この予測は、以前算出されていたものよりも5年早い。

 と、予測しているのは、CEBR(Center for Economics and Business Research)という機関です。この機関は、イギリスに拠点を置き、経済に関する分析をおこなっています。

 中国飛躍の要因の一つとして、新型コロナウイルスへの対処があげられます。中国は、他国に比べると、同ウイルスをいち早く収束へと向かわせました(現段階では)。

Although China was the first country hit by Covid-19, it controlled the disease through swift and extremely strict action, meaning it did not need to repeat economically paralysing lockdowns as European countries have done.

27 December 2020
英訳

中国は、コロナウイルスによる被害を最初に受けた国であるが、ウイルスを迅速かつ極めて厳格な行動をとることで制御した。つまるところ、ヨーロッパ諸国のように、経済を無力化させるロックダウンを繰り返す必要がなかった。

 中国はコロナ禍の2020年、他の主要諸国が経済不況に喘ぐなか、2%の経済成長を実現しました。経済対策の一つとして、給付の例をみてみると面白いです。

 中国政府は、市民に期限付きで電子クーポンを発行。期限付きのため、市民は、無駄なく街中の飲食店等でクーポンを利用するように動機付けられました。一方、日米のアプローチはどうだったでしょうか。給付が現金でおこなわれたため、一定数の市民には、消費ではなく、貯蓄へのインセンティブが働きました。

 ちなみに、中国の電子クーポンの発行には、将来、中央銀行が法定電子通貨の発行をおこなうという実験も含まれていました。

 デジタル通貨に関してはこちら:法定デジタル通貨は中国が世界をリード?

 一方で、アメリカはというと、世界で最もコロナウイルスの被害を受けている国の一つです。現在のところ、330,000の人が亡くなっています。2020年に関しては、大胆な金融政策と財政政策によって、経済的な大ダメージを回避しました。しかし、2021年は、さらなる財政政策に対する政治的な合意が得られないため、1,400万人のアメリカ人が失業手当を受け取れない状況になりそうです。

 中国の経済成長は凄まじいスピードで進んでいます。

China’s share of the world economy has risen from just 3.6% in 2000 to 17.8% now and the country will become a “high-income economy” by 2023.

27 December 2020
英訳

中国の世界経済に占める割合は、2000年には、3.6%に過ぎなかったが、現在は、17.8%に上昇している。そして、2023年までに、同国は、高所得経済国になるだろう。

 ポストコロナのアメリカ経済では、2022年から2024年にかけて、毎年約1.9%成長し、それ以降は、1.6%に減速すると予測されています。

 一方、中国経済は、2025年までに、毎年5.7%成長し、2026年から2030年までには、毎年4.5%成長すると予測されています。

 中国の経済成長は、コロナ収束による恩恵だけではありません。中国政府による、積極的な政治的意志決定、および最先端産業への集中投資が同国経済を飛躍させています。ある一定規模において中央集権化し、それ以外では大胆に自由化をおこなっています。特にハイテク分野の自由化とその成長速度は凄まじいです。

 ハイテク産業の例はこちら:アリババのデジタル化戦略とは?

 ちなみに、アジアの他の成長国家といえば、インドですね。インド経済は、2027年にドイツを抜き、2030年には日本を抜くと予測されています。

 RCEPに関してはこちら:アジアに世界最大の経済圏が誕生 インドは不参加か

単語まとめ
・overtake:追い越す
・previously:以前に
・forecast:予測
・disease:病気
・swift:迅速な
・extremely:極端に
・strict:厳しい
・paralyse:無力にする
ダチョウ<br>先生
ダチョウ
先生

しかし、中国の人口はアメリカに比べると遥かに多い。一人当たりの生活レベルを考慮するとまだまだアメリカの平均値には及ばない。今後、農村社会や貧困層へのアプローチが必要になってきそうだ。

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