【お金】お金の知識を身に付けよう 10種類の所得の基本について解説

【お金】

こんにちは。ダチョウです!

本記事は、所得の種類についてです。

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ダチョウ

「収入」とは、サラリーマンなら源泉徴収票にある金額のこと。事業主なら売上のこと。「所得」とは、収入を得るために支払った金額を、収入から差し引いたものや。「所得=収入ー経費」。経費をうまく使わなあかん。経費には、控除も含まれるで。経費を駆使して税金を抑えなあかん。

給与所得とは?

 まずは、多くの人が関わっている給与所得についてです。サラリーマンには、毎月、勤務先からお金が支払われています。

 給与収入とは、勤務先から支給される全額のことです。額面金額といわれる部分です。もしくは、源泉徴収される前の部分です。

 給与収入には、給料、賞与(ボーナス)、俸給、賃金(パートタイマー)などが該当します。また、手当(残業、扶養、住宅、職務等)も収入に含まれます。

 課税の対象になる給与所得は、大まかに次のように求めることができます。
 
「給与所得=給与収入ー必要経費」

 必要経費とは、給与所得控除額のことです。みなし経費です。給与を得るためにかかった経費として、給与収入から差し引きます。この控除額は、もらっている収入額によって変わります。

 給与所得控除の他にも差し引き可能な控除がありますが、ここでは割愛します。

退職所得とは?

 次に退職所得です。勤め先を辞めます!、というときに一時に受け取るお金のことです。退職手当や一時恩給などが該当します。

 退職手当の支払いを受ける人は、勤務先に退職所得の受給についての申告書を提出します。源泉徴収されるため基本的に確定申告は不要です。次のように計算します。

 「退職所得=(退職収入ー退職所得控除額)×1/2」

 退職所得控除額は、
 勤続年数が20年以下なら、40万円×勤続年数
 勤続年数が20年以上なら、800万円+70万円×(勤続年数ー20年)

 退職した人の生活を考えて、最後に2分の1をかけてあげるのがポイントです。

 ちなみに、退職金を一時金でもらったら退職所得として扱われますが、年金形式でもらったら、雑所得として扱われます。

事業所得とは?

 事業所得についてです。脱サラしました、これから事業を起こします!、という方は必ずおさえておきたい項目です。

 事業所得とは、農業、漁業、製造業、卸売業、小売業、サービス業、その他の事業を営んでいる人が、それらの事業から得られるお金のことです。売上からさまざまな経費を差し引いて求めることができます。

「事業所得=総収入(売上)ー必要経費」

 ここでの必要経費とは、収入を得るためにかかった費用のことです。仕入金、販売費、管理費、人件費(給与・賃金)、地代・家賃、減価償却費などです。

利子所得とは?

 利子所得とは、所有している金融資産から生じるお金のことです(インカムゲイン)。利子所得には、銀行預貯金、国債、地方債、外国国債、公社債、公社債投資信託の収益分配などがあります。

 利子所得は、源泉分離課税です。給与所得や事業所得と合計せずに、利子所得として定められた税金が差し引かれます。利子が支払われる際に、所得税15.315%と住民税5%の合計20.315%が差し引かれます。

配当所得とは?

 配当所得は、利子所得同様、所有している金融資産から生じるお金のことです。株主が、法人から受け取る剰余金や利益の配当、株式の配当、株式投資信託の分配金などが該当します。税率は20.315%です。

 申告については、源泉徴収される証券会社の特別口座を利用すると申告が不要です。その他、金融資産の売却益と売却損を損益通算できる申告分離課税方式や、給与所得や事業所得などを合算して超過累進課税される総合課税方式があります。

譲渡所得とは?

 譲渡所得とは、資産の譲渡売却によって発生する所得のことです。土地・建物、株式などを譲渡した場合は、分離課税として扱われます。また、貴金属、骨董品、ゴルフ界員権などを譲渡した場合は、総合課税として扱われます。

不動産所得とは?

 不動産所得とは、不動産を売却して得られた利益ではなく、不動産を貸すことで入ってくる所得のことです。賃貸収入です。

 土地や建物などの貸し付けによる総収入金額から、その収入に関する必要経費を差し引いて求めることができます。

 「不動産所得=総収入ー必要経費」

 総収入に計上するものは、家賃・地代、礼金、更新料、保証金・敷金のうち返還を要しない部分の金額です。

 必要経費に計上するものは、管理費、仲介手数料、減価償却費、租税公課(固定資産税、不動産取得税、登録免許税)、借入金の利子などです。

 必要経費に計上できないものは、所得税、住民税、罰金、生計を一にする親族に対する家賃、借入金の元本返済額などです。

山林所得とは?

 山林所得とは、所有する山林を譲渡することによって発生する所得のことです。ただし、諸条件によって、譲渡益が事業所得、雑所得、あるいは譲渡所得として扱われます。

一時所得とは?

 一時所得とは、本業からではない、一括して受け取った所得のことです。懸賞の当選金、競輪競馬の払戻金、生命保険の満期金、解約返戻金、死亡保険金、未支給年金などがあります。次のように計算します。

 「一時所得=総収入ー収入のために支出した金額ー特別控除(50万円)」

 確定申告の時には、一時所得に2分の1をかけた金額を総所得金額とします。

雑所得とは?

 最後に雑所得です。雑所得とは、上で見てきた、9つの所得のいずれにも該当しない所得のことをいいます。例えば、公的年金(障害年金や遺族年金は非課税)、生命保険契約などの個人年金保険、退職金を年金形式でもらった場合などがあります。アフィリエイト収入やインターネットオークションでの売却益などもです。

 「公的年金:雑所得=公的年金収入ー公的年金控除額 」
 「公的年金以外:雑所得=収入=必要経費」 

 ちなみに、公的年金控除額は、年齢や年金額によってことなります。

ダチョウ<br>先生
ダチョウ
先生

所得の種類をきちんと把握して、手元に入ってくるお金を増やしていこう。

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