【映画】『ビューティフル・マインド』(2001) 天才が導き出した答えは夫婦愛?

【映画】

こんにちは。ダチョウです!

本記事は、タイトルの映画についてです。

子<br>ダチョウ

ダチョウ

夫婦愛を感じたい、人生を1つのことに打ち込む姿を楽しみたい、という人におすすめ!

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本作のみどころ

・天才数学者であり経済学者であるナッシュの苦悩と偉業が分かる。
・経済学の考え方が日常のさまざまな部分に役立つことが分かる。
・天才ナッシュの人生最大の発見は愛である。

作品情報

 本作は、ロン・ハワードによるものです。1954年、彼は米国オクラホマ州で役者の家庭に生まれました。1972年に、南カリフォルニア大学の映画学科に進学。その他の作品には、『ダヴィンチ・コート』(2006) や『白鯨との闘い』(2015) などがあります。

あらすじ

 舞台は、第二次世界大戦後のアメリカ。主人公は、プリンストン大学の博士課程に在籍するジョン・ナッシュ。彼は、人付き合いが大の苦手。大学生活は、1人で研究に没頭する。その結果、経済学における画期的な理論を発見する。

 成果が認められたナッシュは、MITの軍事施設で働き始める。一方、学部生の教鞭に立ち、そこで出会った女学生アリシアと結婚。軍事施設では、敵国ロシアの通信暗号解読という極秘任務を任せられる。しかしその任務は、ナッシュによる妄想の世界だった。

 統合失調症を引き起こした彼は、幻覚との闘いを強いられる。しかし、妻アリシアが側で彼を支え続ける。プリンストン大学の環境に身を置く事が最善だと考えたアリシアは、ナッシュの旧友に頼み、図書館の在籍を許可してもらう。ナッシュは、幻覚と戦いながらも、日々研究を続けていく。1994年、ナッシュはゲーム理論の経済学への応用に関する貢献が評価され、ついにノーベル経済学賞を受賞する。

ナッシュの生涯とは?

 本名は、ジョン・フォーブス・ナッシュです。1928年、彼はアメリカのウェストバージニア州に生まれました。本作では、人と交わるのが苦手なナッシュが描かれています。実際に彼は、小さい頃から独りで行動することを好んだようです。彼の天才性は、12歳のころから発揮されます。天才性に異常を感じた周囲は、ナッシュに寄り付こうとしませんでした。

 その後ナッシュは、カーネギー工科大学で数学と経済学を学びます。博士課程は、プリンストン大学に進学します。博士課程在学中にゲーム理論の研究をおこない、非協力ゲームに関する論文を仕上げます。 

 映画には、事実と反する部分があります。ここからは、実際のナッシュの歩みを簡単に紹介します。

 1957年にエルサルバドル出のミット学生のアリシアと結婚。子どもをもうけます。1959年に、MITで働く傍ら、統合失調症の診断を受けます。1960年に、プリンストン大学の近郊に住み、病気の治療を行いつつ、数学の研究に戻ります。1963年にアリシアと離婚。しかし、7年後にアリシアは再びナッシュと同居し、彼を支えます。次第に統合失調症は快方に向かいます。1994年にノーベル経済学賞を受賞。その後、世界中で活動し、複数の大学から名誉博士号を贈られます。2015年、残念ながらタクシー事故に合い、ナッシュとアリシアは共に帰らぬ人となってしまいました。 

ナッシュ均衡の着想は?

 ナッシュは、博士論文の締め切りを前にして、仲間4人とバーで飲んでいました。そこに4人の女性が入店してきました。そのうちの1人が美女です。仲間たちは皆その美女に眼がいきます。そこで、仲間の1人が、経済学の父アダム・スミスの言葉を用いて次のように言います。「各々が自身の利益が最大化するように行動することによって、社会はより良くなる」と。ナッシュはひらめきます。アダム・スミスは間違っていると。仲間内で話し合い、事前に協力することで、仲間全てが女性とマッチングすることができると考えます。バーを飛び出したナッシュは、この着想をもとに、博士論文に着手します。仕上がった論文は、「非協力ゲーム(Non-cooperative Games)」。指導教授から高い評価を受けます。

 ちなみに、非協力ゲームは、ゲーム理論の一部です。ゲーム理論とは、自分の利益が自分の行動だけではなく、他人の行動にも影響されるような状況を研究する学問です。先のバーの例だと、ナッシュの友人が、一人の美女のもとに走ってしまうと、ナッシュはその美女を選びたくても選べませんよね。ナッシュの理論は、社会のさまざまな問題に応用されています。 

人生最大の発見とは何か?

 ナッシュは、今までの研究成果が評価され、1997年にノーベル経済学賞を受賞します。下記は、作中におけるナッシュのスピーチの抜粋です。

“I’ve always believed in numbers.
In the equations and logics that lead to reason.


But after a life time of such pursuits,
I ask what truly is logic? who decides reason?


My quest has taken me through the physical,
the metaphysical, the delusional, and back.

And I have made the most important discovery of my career.
The most important discovery of my life.

It is only in the mysterious quastions of love.
that any logical reasons can be found.

I’m only here tonight because of you.
You are the reason I am.
You are all my reason.”


私は数を信じる。
理を導く方程式や理論を。

一生をそれに捧げ、今問うのは、
論理とは何か、理の定義は誰が決めるのか。

答えを追って私は、理学、また哲学的世界を旅し、
幻覚にもあい、そして戻ってきた。

そしてついに人生の中で最大の発見をした。
人生で最も重要な発見だ。

それは、謎に満ちた愛の方程式の中に
理は存在するということ。

今夜、私がここにいるのはあなたのおかげだ。
あなたは私の存在そのものだ。
あなたが私の答えだ。

ダチョウ<br>先生
ダチョウ
先生

素晴らしい夫婦愛!

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